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海外ドラマはここがすごい
海外ドラマをひんぱんに見ている方ならお気づきでしょうが、日本とは異なる独自の撮影技術を持っています。
例えばアクションの多いドラマなら引いた映像が多く、長い1本道の道路をノンストップで走る車や役者を撮り続けたり、砂漠地帯の上空をヘリコプターで追っかけながらの撮影。
一方、法医学をテーマにしたドラマなら、人体の解剖から押収した品物からのDNA鑑定といった、いわゆる手作業のシーンを役者の顔よりも手元を中心に撮影する。
また刑事ものになると、犯人が仕掛けた爆薬の位置を特定する手段として警察のコンピュータサーバによる情報収集に限界を感じた途端、水道局やガス会社のサーバーを警察側からハッキングし怪しい場所を探る。それと並行して、国防総省の通信衛星を操作しカメラによる拡大映像で犯人の居場所を特定する。
このように日本社会の常識では考えられないシーンが非常に多いということと、役者の表情よりも手の演技を重視したり小道具にお金をかけるというのはいかにも海外ドラマらしいです。
ただこれらを可能にしているのは、セリフに実在の企業名が出るなど、日本よりも制作の予算が多いということが理由と言えます